水泳で低血圧の症状は改善できるのか
低血圧の症状改善法として、水泳について検証してみたいと思います。水泳は常に水圧を受けながらの運動になるので、地上での運動よりもカロリー消費量も多く、脂肪燃焼などの効果も高いためダイエットを目指す女性などにも人気があります。楽そうに見えて、実は全身の筋力を使うハードなスポーツなので低血圧の人には厳しそうにも思えますが、実際に水泳をすることで体にどのような変化があるのか、注意点なども含めて調べていきましょう。
そもそも、低血圧の人が水泳をやっても大丈夫なのか
低血圧の原因は人によって様々ですが、症状を少しでも改善するには規則正しい生活リズム、バランスの良い食生活、質の良い睡眠をとる、適度な運動を心掛けるなどの自主的な努力が必要です。特に筋力を付けることはより効果が期待できるので適度な運動は必須です。血液を循環する力がもともと低いのですから、自ら循環量を上げていくためには全身の筋力が必要になってくるのです。ですので全身運動にもなる水泳は低血圧の症状に効果的だと言えます。地上では味わえない水圧が自然と運動量を増やしてくれますので、筋力も付きやすくなります。中には泳ぎが得意ではないという方もいると思いますが、水中を歩くだけでも効果があると言われていますので、泳げない方は水中ウォーキングがおすすめです。そのため、水泳や水中ウォーキングは低血圧の方におすすめできるスポーツだと言えます。
水泳を行うことで体に起こりうる影響とは
水泳することで体にはどんな影響が出ているのでしょうか。まず大きいのが水による圧力です。この水圧を体が感じることで様々な影響があります。先程も述べましたが、まずは全身の筋力アップです。地上で行う運動よりも数倍の効果があると言われています。そして、受ける水圧から体は常に耐えようとすることから、それが血圧調整にも繋がるとされています。血管自体が鍛えられるので血圧の症状に問題がある人には、やはりおすすめのスポーツです。また、水中でのスポーツは呼吸も深くなることが特徴です。ウォーキングやランニングよりも、水圧を受けてやる運動の方が消費量が多いため、体は酸素をより多く欲します。そのため運動中の呼吸が深くなり、そのことで心臓や肺の働き、血管の収縮、拡張運動が活発になり、結果として低血圧の改善へと繋がるのです。このように水中での運動は地上の運動よりも効率が良く、効果が現れやすいという特徴があります。
水泳を行う際の注意点
ランニング同様に、水中での運動も急激な動きや無理は禁止です。特に、水中はゆっくりとした動きを心掛けても水圧の影響で体への負荷はかなり掛かっています。途中で動機やめまいを感じたらすぐプールからあがり休むようにしましょう。最初のうちは水中ウォーキングあたりから始めてみて、ゆっくりすぎるくらいの動きから始めてみた方がいいかもしれません。動機なども感じず、慣れてきたら泳いでみるようにしましょう。そして、水泳も有酸素運動ですので継続していくことが大切です。こちらも毎日ではなく週に数日やると決めて、なるべく長く続けるようにしましょう。有酸素運動は運動する時間も重要です。5分や10分やっただけでは効果がありませんので、少なくとも一回の水中運動は20分以上は続けることがおすすめです。しかし、低血圧の方は心臓などの負担を感じやすいので、少しでも調子がおかしくなったらすぐに休むようにしてください。
まとめ
水泳は一見楽なスポーツに見えますが、水に入れば全身を使いますし水圧の力が予想以上なので、かなりハードなスポーツと言えます。ゆっくりやっているつもりでも、低血圧の人には影響が大きいことが考えられますので、慣れるまでは慎重にゆっくりと動くことを忘れないでください。そして事前の準備体操も必須です。準備体操で体を温めてから水に入るようにしましょう。



最高血圧:94mmHg
最低血圧:58mmHg
でも、低血圧対策としてサプリを飲み始めサプリを飲んでてからは、スッキリ目覚められるようになりました^^
